最高齢79歳。シニア男女40人が「チアリーディング」で見つけたもの。「最高齢79歳のシニア世代の男女40人が各所でチアダンスを披露している」。そう聞いて、その様子がすぐにイメージできる人はきっと少ないでしょう。その名も「大阪オトン・オカンチアリーダーズ」。主宰・指導しているのは、関西圏で9カ所のチアダンススクールを展開する企業「JUMPS」(大阪市中央区)の石原由美子さんです。 石原さんはリクルートに在籍時、アメリカンフットボールチーム「ファイニーズ」(現・エレコム神戸ファイニーズ)のチアリーダーとして活躍。2005年に29歳で独立し、「自分の元気さで、周りを元気づける」というチアの精神を広く知ってほしいと、JUMPSを設立しました。 健康長寿の実現に向かって、高齢者の運動や交流の重要性が注...2020.09.23 03:01コラム
超高齢化社会における、“新しい親孝行”とは?「親孝行、したい時分に親はなし」。親のありがたみが分かる年頃になり、親孝行をしたいと思うようになったときには、もう親はこの世にいない――。そうした後悔や嘆きを表現した言葉です。 実際にその昔、70代で死ぬ人が多かったような時代では、そのとき、子どもは40代中盤。働き盛りで仕事に忙しく、子どもは学生なのでまだ手がかかり、親まで気が回らないという状況だったでしょう。しかし、仕事や子育てが一段落して、親孝行をする余裕ができたときには、もう親はこの世にいない…。「親孝行、したい時分に親はなし」は「さりとて、墓に布団は着せられず」と続くようですが、まさに、「何の孝行もできなかった」と実感した人が多かった時代だと思います。 “超高齢社会”...2020.09.12 07:30コラム