「高齢者は転居でストレス、心身に悪影響」は本当か「リロケーション・ダメージ」という言葉があります。住み慣れた場所から転居(relocation)して、環境が変わることによってストレスが蓄積し、心身に悪影響が及ぶことです。特に高齢者にこのような症状が出やすいとされており、それを恐れて、高齢期の住み替えをためらい、たとえ不便でも老朽化していても寂しくても、それまでの家に我慢して住み続ける人が多いようです。 しかし、筆者は「高齢者はリロケーション・ダメージを受けやすい」という考え方はかなり疑わしいと思います。理由は3つあります。●環境適応力の大きな変化 1つ目の理由は、高齢者にリロケーション・ダメージが多く確認されたのは「生まれ育った地元で一生暮らし続ける」ことが普通だった時代の話だと...2021.03.29 07:30コラム
第13号:赤井 英和さん、三倉茉奈さん巻頭インタビュー 俳優/赤井 英和さん、三倉茉奈さん 高齢期への備えに関する調査結果 解説:高齢男性の単独世帯、独身の子との同居する高齢者が急増 福祉先進国・スウェーデンの高齢者住宅 見学記 調査結果「健康・医療に関する意識調査」 高齢者の暮らし・突撃レポート「手作りガーデンの会」ダウンロードは、こちらから。2021.03.06 06:45情報誌