親や高齢者と対話し、学ぶヒントに ある写真家の「有終写真」という取り組み高齢者が自分の表情や姿を撮影し、その写真に「大切な人に贈りたいメッセージ」を入れる「有終写真」という活動を行う女性がいます。大阪のフォトスタジオ「soramark」の代表でフォトグラファーの相葉幸子さんです。●親の「姿」と「言葉」を残す彼女はもともと、関西でのマタニティーフォト撮影の草分け的存在です。後に「家族の物語」をテーマに、妊娠中の写真や、誕生した赤ちゃんと一緒に撮った写真、子どもの成長とともに定期的に家族で撮る写真など、その時々のメッセージを入れた写真を残し続けていくサービスを提供。 さらに、5年ほど前から、高齢者を対象とした「有終写真」を始めたそうです。有終写真には、人生の「有終の美」へ向かっていく人の姿を、写真と言葉...2020.05.04 03:29コラム