本当の「ケア付き住宅」とは。「ケア付き住宅」という言葉を聞くと、多くの人は、介護や看護の専門資格を持っている人が常駐していて、手厚いサービスが施されている住まいを思い浮かべると思います。実際、“看護師常駐”を売りにしている集合住宅がありますし、高齢者住宅の検討者の中にはそのような住宅が「何かあったときに安心」といった声があるのも事実です。 しかし、考えなければならないのは、「『手厚いサービス』『何でもしてくれる』のが果たして“ケア”なのか」ということであると、高齢期のライフスタイルの研究を行う筆者は思います。ケアとは本来、自立を支援することであり、介護保険法の第1条にも、「(要介護状態になっても)尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことがで...2025.11.17 01:11コラム