日本の高齢者は、どれくらい働いているか(国際比較)下のグラフは、高齢者労働力率(65歳以上の人達の中で、仕事をして収入を得た人の割合)の国際比較である。発表した「労働政策研究・研修機構」は、高齢者労働力率が低下した国では、「年金制度を充実させたこと」「高齢者が多く従事している第1次産業の就業者数が減少したこと」が共通しており、EU諸国では、経済不況や若年失業者の増加対策として、企業に早期退職制度が定着したことも一因になっていると分析している。2012.06.09 06:56コラム